柔らかな雰囲気が自然と撮れる|おフランスオールドレンズP.ANGENIEUX 35mm f2.5

てぃも

このサイトでは、写真やカメラを中心に配信しています。
フィルムはたくさん撮っているので、順番に作例記事などをあげていきますので、たまにのぞいてみてください!

今回は、P.ANGENIEUX 35mm f2.5を紹介したいと思います。

P.ANGENIEUX 35mm f2.5の基本情報

ANGENIEUX 35mm f2.5

エキザクタ用のアンジェニュー、レトロフォーカス型広角レンズ。

シネレンズとして実用化されていたレトロフォーカスをスチールカメラにも転用したのが、P.ANGENIEUX 35mm f2.5です。

なので、世界初のレトロフォーカスレンズなんです。

この発明あってこそ一眼レフ全盛期はなかったかもしれないんだとか。

今回はExaktaマウントのレンズを紹介しますが、M42マウントのレンズもあります。

レトロフォーカスとは

レトロフォーカスは別名「逆望遠」とも呼ばれています。

レトロフォーカスとは、レトロ(後退する)フォーカス(焦点)という名前の通り、レンズの重心から焦点を結ぶまでの焦点距離を後方に移動させるレンズ構成です。

一眼レフ用の広角レンズを設計するうえで重要な技術となっています。

P.ANGENIEUX 35mm f2.5のレンズ構成を見た時、「アーチェリーみたいだな・・・」って思ってしまったのはここだけの話です。

レトロフォーカスのレンズ構成

Angenieux(アンジェニュー)について

Angenieux(アンジェニュー)はフランスの光学機器メーカーと現在も存在しています。

創業者はピエール・アンジェニューで逆望遠やシネマ撮影用のズームレンズの発明で有名でした。

現在は、タレスグループと言うフランスの大手電機企業に属して、航空・軍事用の監視装置や内視鏡を製造する一方、シネマ用・TV用のズームレンズを製造しています。

マウントExakta
レンズ構成5群6枚
最短撮影距離0.8m
絞り羽根枚数12枚
フィルター径51mm
重量237g
製造国フランス

お値段

10万円前後で取引されているレンズです。

やはりAngenieuxを代表する広角レンズの銘玉と言われるだけあって、お値段は高めです。

メルカリでも販売されていたこともあったので、購入を考えられている方は、色々なオークションやフリマアプリを覗いてみるとリーズナブルなAngenieuxを見つけることができるかも?

P.ANGENIEUX 35mm f2.5のためのマウントアダプター

P.ANGENIEUX 35mm f2.5は基本情報にも記載しましたが、ExaktaとM42の2つのマウントが存在しています。

今回ご紹介するのはExaktaマウント用のアダプターです。

僕は下で紹介している『K&F Concept』が販売しているExaktaマウント用のアダプターをSONYα6600を使用しています。

このマウントアダプターは少し厚いのですが、無限遠もちゃんと出るので風景の撮影もできます!

K&F Exakta→SONY Eマウントアダプター
アダプターとレンズをつけてみる
α6600に装着するとこんな感じ
少し先細りしていく

✔︎ ExaktaレンズをSONY Eマウントカメラで使うアダプター

【K&F】 Exakta → SONY Eマウントアダプター

✔︎ ExaktaレンズをキヤノンEOS EFマウントカメラで使うアダプター

【K&F】 Exakta → CANON EOS EFマウントアダプター

✔︎ Exaktaレンズを富士フィルムXマウントカメラで使うアダプター

【K&F】Exakta →富士フィルム FX マウントアダプター

✔︎ ExaktaレンズをライカMマウントカメラで使うアダプター

【K&F】 Exakta → ライカM マウントアダプター

作例 SONY α6600に装着して・・・

コントラストはやや控えめですが、上品かつ柔らかい空気感が魅力的と言われています。

解像力は高く、繊細に映し出してくれています。

明るい写真と夜の新ミリとする写真を撮ってきました。

全て加工せず撮って出ししてます。

葛西臨海公園にお散歩

あったかい9月の休日、葛西臨海公園にお散歩に行ってきました。

芝生の上にラグを引いて、ゴロンとしながら写真を撮るのは楽しいですね!

この日は初めての中判カメラでの撮影もしたのですごく充実しました。

中判カメラで撮った写真はちゃんと撮れてるかな?

現像が楽しみです。

夜のお散歩

近くの団地に餌付けされた猫がいました。

完全に逆光になってしまっています笑

自転車や工事道具も撮影してみましたが、噂通りの描写力ですね!

柔らかさと繊細さの2つの顔を持っているレンズなのかもしれない。

車で出発する前に

車内の写真、質感がかなり出てますよね。

奥に見える公園の木漏れ日はボケボケで温かみを感じさせてくれます。

もっとこういう写真を撮りたくなってしまう。

ソニー α6600 ボディ [ILCE-6600]

フィルムカメラでも撮影したかった・・・・

フィルムカメラでもANGENIEUXを楽しみたかったんですが、なかなかマウントアダプターを見つけることができず、今回は諦めました。

  • MINOLTA X-700(SRマウント)
  • NIKON F2(Fマウント)

普段は2つのフィルムカメラを使っています。

Exakta → SRマウント

まず、MINOLTA X-700に装着しようとマウントアダプターを探してみると、存在はするみたいです。

残念ながら、国内ではあまり中古も出回っていないみたいで見つけることができませんでした。

SRマウントのカメラを使っている人自体が少ないのかも。

因みにebayで調べてみると見つかりました。

大体、10,000円前後ですね!

余裕が出てきたらExaktaマウントにもどんどん手を出していきたいところですが、今回はグッと我慢しました笑

Exakta → NIKON F

インターネットで調べてみると、Exakta → NIKON Fのマウントアダプター は国内で販売されていないようです。

販売されていない理由は、NIKONのフランジバックはExaktaよりも長ので、アダプターを噛ませると無限遠が出ないかららしいです。

海外では販売されているようで、イタリアとドイツからアダプターを取り寄せている方がいました。

「オールドレンズ を楽しむことに無限遠は必要ない!」と書かれていました。

確かにそうかもしれない。

でも撮りたくなってしまうのは、まだまだ素人なのかもしれないですね笑

参考にさせていただいたブログは「shins blog 304」です。

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