フィルムカメラや旅行についての記事を普段書いていますが、今回はカモについてご紹介したいと思います。
写真撮影の楽しみの1つとして野鳥観察がありますよね。
冬になると池や川で結構な数の鴨を見かけることはありませんか??
日本名画でもよく描かれているオシドリは有名なので皆さんご存知だと思いますが、他にも色々なカモがいます。
この記事ではよく見かけるカモを紹介するので、皆さんも数種類だけでも覚えてみて野鳥観察を楽しまれてみてくださいね!
カモってそもそもどんな鳥?
カモ目カモ科に分類される鳥です。
同じカモ科にはハクチョウやガンも含まれますが、ガンなどよりも首があまり長くない鳥の総称となっています。
カモは池や川や湖に生息していますが、全てのカモを年中見れるかと言うとそうではありません。
ほとんどのカモは冬の期間だけ日本に渡ってくる「渡り鳥」です。
その中、「カルガモ」だけは日本に年中いる留鳥となっています。
ワンピースを見ている方はご存知だと思いますが、「カルー」のモデルはカルガモです。
カモたちは川や湖で、草や水草やタニシなどを食べて暮らしています。
雑学
数年前に人気に火がつき、今でも人気がある「カナダグース」は「カナダガン」と言う大型の鳥のことです。
よく見かけるカモ ベスト10
①マガモ
「ザ・カモ」がこのマガモです。
オスとメスで見かけが大きく異なり、オスの頭は緑色です。
北日本の方では繁殖していることもあるようです。
このマガモを家禽(やきん)として改良したのがアヒルです。
そう言われてみるとアヒルとマガモってまぢまぢと見ると似てますよね。
②ヒドリガモ
見かけは少し地味なカモです。
笛のような声でよく鳴くようで、夜にも鳴くんだそうです。
③コガモ
名前の通り、カモの中では最小です。
オスは茶色の頭に緑色の帯が目の当たりから後ろに伸びています。
お尻の横には薄黄色の3角模様があります。
北日本の一部では繁殖しているようです。
④カルガモ
他のカモに比べると大型です。
上に書いているように日本では年中観察することが出来ます。
水辺の草むらに巣を作って繁殖します。
お母さんカモが子連れで歩いている姿は本当に可愛らしいので人気です。
⑤スズガモ
下で紹介しているキンクロハジロに似ていますが、オスには冠羽と言うチョンマゲがありません。
泥池を好むようで、群で過ごしているのを見かけます。
メスにはクチバシの根元に白い班がついています。
⑥オナガガモ
大型のカモです。
他のカモよりは首が長く、威圧感があります。
名前の通り、オスの尾は長く冬にかけて長くなります。
このカモは特徴的なので、かなり覚えやすいと思います。
⑦ホシハジロ
オスは体は白いですが、頭部は茶色で胸は黒色と全体的に地味なようでカラフルな見かけです。
⑧キンクロハジロ
オスは黒と白のツートンカラーで、目が黄色いのでかなり目をひきます。
頭部にはチョンマゲのような冠羽と言うものがついています。
個人的にですが、近年よく見かけるようになってきた気がします。
スズガモと顔がすこし似ていますが、体の柄もゴージャスなコートを着ているようにも見えます!
⑨オシドリ
名前はよく聞くけど、見かけたことはありますか??
実は、オシドリは山地を好み、湖などの近くの樹の洞穴の中に巣を作ります。
なので、街中の池とかでは見かけることはほとんどないんですね。
「オシドリ夫婦」とよく言いますが、実際のオシドリは一夫多妻制なんです。
多くの子孫を残す為の自然の摂理なんですね。
⑩ハシビロガモ
北海道の一部では繁殖しているようです。
目が特徴的で少し怖い印象を受けます。
ペットとして人気なヒョウモントカゲの目とも少し似ていますよね。
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