- フィルムを始めたくて最初に使うフィルムを検討している
- フィルム選びにワクワクしている
- フィルム選びに疲れてしまった
今回は『オススメのフィルム7選』を紹介します。
僕自身もフィルムカメラで撮影し始めてから種類が多いことに驚きました。
最初は、無難な富士フィルムやKODAKのフィルムばかり使っていたんですが、調べれば調べるほど色々なフィルムが存在することに気付きました。
沢山の種類のフィルムがあるだけに、「どんな写りをするのだろう?」と夢は広がるけど、全てのフィルムで撮影するということはなかなか現実的じゃない気もして笑
と言ってても仕方ないので、「ゆっくりでいいから色々なフィルムで撮っていこう!」と思い始めてから、気づけば40〜50種類のフィルムで撮影しています。
それぞれの作例記事も書いているので、是非覗いてみてください!
Instagramでも図鑑的なものを作ってます!(フォローお待ちしています)
今回は、入手しやすいモノクロフィルム2つとカラーフィルム5つを選んでみたので、是非見てみてください!!
目次
富士フィルム Acros 100Ⅱ(モノクロ)
2018年秋に廃番になったAcros100の後継品になります。
今では富士フィルムが唯一発売してるモノクロフィルムとなってしまいましたが、一度は廃盤になってしまったAcros100をリニューアルして再販されたことに感謝してます!
写りの特徴としては、本当に粒子が細かくて、吸い込まれそうな描写力で写真が撮れるに違いないので、是非使ってみてください!!
リニューアル前後のフィルムの特徴は変わってないかと聞かれると僕は「変わっている」と答えます。
Acros100ⅡはAcros100よりもコッテリしてしまっている風に思います。
個人の好みだと分かってるんですが、個人的には先代のAcros100が好きでした!(今さら羨望しても仕方ないんで、Acros100Ⅱを使っていきたいと思います)
リニューアル版(Acros100Ⅱ)の復刻販売案内
因みにAcros100の写りは?
ISO100のフィルムの中では最高水準の粒状性で、豊かな階調と優れたシャープさを持ったフィルムと言われていました。
僕が初めて使ったモノクロフィルムがAcros100だったんですが、「なんだ!?このシャープさは!?」と細かい粒子が写し出す綺麗さに驚きました。
デジタル写真と比べるのはアレなんですが、「もはやAcrosの方が美しいんじゃないかな?」と思ってしまったり。
Lomography Lady Grey B&W 400(モノクロ)
LOMOGRAPHYのモノクロフィルムです。
滑らかな粒子と優しいグレーのトーンがこのフィルムの特徴です。
3本パックで購入すると1本900円程度なので、お求めやすいフィルムとなっています。
Acros100と比べるとザラっと感があって、フィルムらしいフィルムではないでしょうか?
ISOが400なので、路地など少し薄暗い場所でもメリハリのある写りを見せてくれています。
柔らかいモノクロ写真を撮りたいときは、このフィルムがオススメです!

Kodak Ektar 100
世界最高の粒状性を唄うKodakのカラーネガフィルムです。
色鮮やかな表現を魅せてくれるだけあって、1,400円/本程度する少しリッチなフィルム。
しかし、EKTAR100の色味とクリア感を一度味わってしまったのが最後。
中毒症状に陥るくらいの写真と長いお付き合いが始まるということです!
発色の良さのピカイチ具合が伝わっていたら幸いです♪
夜のホーム(インド)は暗くて、「ISO100のこのフィルムでは綺麗に写らないだろうな」と思っていましたが、いい意味で期待をしっかり裏切ってくれました!
薄い色で配色された駅の階段側面も、濃い色と薄い色のどちらもを忠実に再現してくれている気がします。
ここぞという旅行には欠かさず持っていくフィルムです!
Kodak PORTRA 400
ポートレートやファッション撮影でプロが使うことを想定しているフィルムです。
PORTRA400という名前の通り、ポートレートフィルムに適したフィルムと言われていますが、人物以外を写しても鮮やかな色合いの中にきめ細かさも見せてくれるフィルムです。
表現は大袈裟すぎず、美しい色合いを魅せてくれていると思います。
猫の写真が一番分かりやすいと思うのですが、ピントが合っている顔部分は
デジタル顔負けなきめ細かさが表現されていないでしょうか?
FUJIFILM SUPERIA PREMIUM 400
カメラ屋さんでは結構な割合で見つけることができる入手しやすいフィルムです。
癖という癖はなく、実際に見たような鮮やかさを表現してくれます。
料理、風景、ポートレートでもとても自然な写真が撮れてしまうフィルムです。
フィルムの中では比較的安価です。
少しシックな雰囲気もやや出てるかと思いますが、優しい色で目に優しい色合いに感じます。
ラクダに乗って散歩している時の写真も頭の片隅にシャッターを切った瞬間の光景が残っていますが、見たままの風景にとても近い写りとなっています。
Kodak Gold 400
そこにある色を濃くくっきりと表現してくれるフィルム。
印象深い写真を撮りたい時に使ってみてはどうでしょうか?
お値段は800円/本!
このフィルム、個人的には凄い好きです。
繊細な写りが見えるにも関わらず、温かみを感じられるフィルムではないのかなと思います。
ストーブの写真からはリアルな炎の雰囲気が伝わってきませんか?
NEVER DIE IRO400
このフィルムは他の6つのフィルムと少し異なる加工フィルムです。
オーストラリアのフィルムラボが「写ルンです」のフィルムなどに加工を加えて色味を変えているものになります。
パッケージやフィルム自体のデザインも富士山とモチーフなっていて、とても可愛いです。
お値段は少し高く、1,200円程度。
このフィルムは少しトイカメラ風と言ってもいいのか分かりませんが、色濃く写し出されています。
好き嫌いも出てくるかな?と思うフィルムなんですが、僕は結構好きなフィルムです。
まだ1本しか撮影していないので、これからどんどん撮っていこうかなと思っています!
旅行や写真についての記事が多めのサイトを運営してます!フィルムの作例もたくさん載せているので、是非いろいろ見てください!