マンジェのとんかつは、もはや水:待ち時間なんか気にするな!

とんかつが好きなヤツSay YEAHHHH!!!!??(YEAAAHHH!!)

食べログのとんかつカテゴリーで2017年から連続してアワードを受賞(2017〜2019:ブロンズ、2020:シルバー)しテレビでも何度も取り上げられている超有名店、大阪は八尾市のとんかつ屋さん『マンジェ』でランチしてきました!

これまで食べてきたとんかつとは全く違う、異次元の旨さ。ヤバすぎる。まさに大阪の至宝。国宝に指定すべきお店でした。ただ、そこにたどり着くためには少し難しさがあるので、その辺りもこの記事でご紹介していきます。

食べログはこちら↓
https://tabelog.com/osaka/A2707/A270705/27013624/

マンジェ、その難しさ。

『マンジェ』さんの食べログでのレビューを見ると、「もんのすごく待つ。」「朝に店に行ったのに席に着いたのは夜だった」等あったので、朝早くからの行動を決意。前日はもちろん揚げ物を控え、22時には就寝して万全のコンディションで臨む、それがプロ。当日は予定を入れず、社会人の休日という貴重な1日を全て『マンジェ』に捧げる所存。

このお店の攻略難ポイントは3つ(2020年2月時点)

1.インターネットや電話による事前予約は不可予約を取るためには、直接店に行って、開店前(8:30)から置かれているボードに名前を書かなければならない。当日予約ボードに名前を書いて初めておおよその入店時間が確認できる。

2.お店前での長い行列はNGお店が住宅街にあるためか、行列のできるラーメン店の様に、お店の前にズラーーーっと並んで待っておくことは推奨されていない。おおよその入店時間前にお店に戻ってきて、お店の中の椅子に座って待つという感じ。

3.予約を取ってから店に入るまでの待機時間、やることがないお店の最寄り駅は梅田から電車で30分程のJR八尾駅。最低でも2−3時間を潰す必要があるが、残念ながらお店は住宅街にあって、近くに娯楽施設やショッピングモール等はない。

上記を乗り切り、(とん)かつ、食べたいメニューが売り切れ!?なんていう事態を避けるために、なるべく早くお店に行って予約を取ることが大事だろう!ということで、ランチを狙いに朝9時にお店に行ってみた。

朝9時でも既に40人待ちなんてある!?

ボードには既に予約が多数!僕が行った時点で40人待ち。 開店は11時なのに9時時点で40人待ち、、、末恐ろしい子(誰目線)。店員さんがもう店内にいたので入店時間を聞いてみると、「13:00−13:30には呼べると思います」とのこと。時間があるので、一度八尾駅に戻り、梅田を散歩。少し早めの12:30頃にお店に戻って店中の椅子で少し待っているとちょうど空きができたとのことで、カウンターにつくことができた(お店はカウンター13席しかない)。

マンジェおすすめ行動パターンは!

このお店をチャレンジされる方のオススメ順路は、
遅くても9時(土日の場合。平日ならもう少し早くてもOKかも)にはお店に向かい、予約ボードに名前と連絡先を記入する。

・恐らくランチには間に合うので、梅田や難波などのスポットをブラブラ散策♪

・おおよその入店時間を目標にお店に戻る。(運が良ければ、早めにテーブルにつけるかも)
ですね!

マンジェの人気メニューご開帳!

さて、バリキ、ウキウキ!でいざメニューご開帳!

お、多い、、、!

注文の組み合わせがネテロの百式観音くらいありそう。
バリキは優柔不断の成績5なので注文決めるのに1光年程かかりました。
おそらくこの【至高のとんかつ盛り合わせ】が人気メニューかと思われますので、載せておきます。これ以外にも本当に沢山メニューがあるので、皆さん存分に悩みましょう。

【至高のとんかつ盛り合わせ】※全て税込(2020年2月時点)
・上ロースとんかつ&特上ヘレとんかつ(¥2,200)
・あじ豚&特上ヘレとんかつ(¥2,730)
・黒豚&&特上ヘレとんかつ(¥3,250)
・TOKYO-X&特上ヘレとんかつ(¥3,980)
・イベリコ&特上ヘレとんかつ(¥4,440)
なお、塩を白トリュフソルトか黒炭ソルトのどちらか、ソースをとんかつソースかオリジナルソースのどちらかで選ぶことができます。
また、上記はとんかつのみですが、プラス500円で定食にすることができ、サラダと3杯お代わり可のご飯がついてきます。

バリキは色々な種類のとんかつを味わいたかったので、上記ではない【セレクトセットA】を注文しました。

セレクトセットの内容

【セレクトセットA(¥3,210)】
・フォアグラとんかつ 2ピース
・特上ヘレとんかつ 2ピース
・上ロースとんかつ 120g
・シャンパンシャーベット 1つ
さらにここで上記のロースとんかつをプラス¥500で黒豚にチェンジ!(ちなみにプラス¥300であじ豚にチェンジできます)

ちなみに豚肉の種類は氷室豚、あじ豚、黒豚、TOKYO-X、イベリコがあるそうです。特にTOKYO-Xが希少かつ人気のようで、僕が着座したときには既に売り切れとなっていました(泣)

いざ実食!来たれ肉汁!

バリキのテーブルの目の前が調理場だったので、シェフが次々と揚げていく様子を眺めながら待っていると、ハイ到着!といっても一気に全種類が届く訳ではありません。一つ一つを揚げたてで持ってきてくれます。もう心配りが最高ですね。

まずはフォアグラとんかつ!一口目でもう昇天。秒でアセンションしました。かつてない程ジューシーなお肉とフォアグラのコクがサックサクの天女の羽衣で包まれています。

お口に幸福が広がります

続いて特上ヒレとんかつ。え?柔らかすぎない?お肉がこんな柔らかくて大丈夫?この豚君、生前ちゃんと歩けてた?って心配するレベル。そしてお肉が瑞々しい。お肉に「瑞々しい」って表現初めて使ったんだけど、それって『マンジェ』の特上ヒレとんかつの為に取っておいていたんだね。あくまで個人的にですが、ヒレ肉ってたまにパサパサしている時ありません?そんなお悩みはもう無用です。そう、この『マンジェ』の特上ヒレとんかつならね。

お肉が瑞々しいって聞いたことある?

最後に上ロースとんかつ。もうね、美味すぎて目玉が取れた。慌てて拾って洗って付け直したくらい。

とんかつは水です。

世界が嫉妬する美味さ。

これ食べて私、思わずこう言いました。

“もはや水じゃない?”

隣にいたバリキの母親(今回母親と食べに来ていた)が???って顔してました。

でもね、これは水なんです。
もう肉汁がサラサラ。
六甲山の湧き水くらいサラサラ。
軟水なんですよ。
いやむしろ軟水よりも柔らかい口当たり。
そして不可欠。
生きるのに欠かせないモノになっちゃった。
「水」って生きるのに必要じゃないですか? この『マンジェ』の上ロースとんかつってそれ。
朝起きたらまず歯を磨いて『マンジェ』の上ロースとんかつ。
昼はデスク仕事しながら『マンジェ』の上ロースとんかつ。
夜はお休み前に『マンジェ』の上ロースとんかつ。
っとか何とか熱く語っていたら、話を聞いていたカウンター越しのシェフに「エライ褒めるやん(笑)」と笑われました。その気さくな笑顔も素晴らしいです。

ただ、いくら美味しいといってもやはりとんかつ。全て食べ終わる頃にはもう胃がお祭り状態でした。
そこで最後のデザート、シャンパンシャーベット。 もうたまげた。美味すぎて。後味が爽快にも程がある。 お腹の油っぽさが全部ゼロになっちゃった。 「○○に届け!」の風早君くらいスキっと爽やか。 実質ゼロカロリーでしたね。

とそんなこんなで、本当に今まで食べてきたとんかつの中でもダントツに異次元の美味しさでした。

異次元のうまさ。それがマンジェ。

「いや言ってもただ豚肉揚げただけでしょ?wそんな違いねぇだろwステマ乙w」

と思うでしょ?そう思った全員、廊下に立ってなさい。

まぁかくいうバリキも、「これだけの受賞歴があるお店だし、まぁマズイ事はないだろうけど、、、」くらいに思っていました。

ただね、食べたらすんごいから。
「とんかつってこんなに美味しいの!?」「今まで食べてたのって何!?」ってなります。
少なくともバリキはなりました。
決してお気軽なランチ価格ではないし、予約も大変、時間の調整も大変です。ただ、それでも食べる価値があるとんかつ、それが『マンジェ』。
胃腸が1日でも若い内に、是非!

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