海にポツンと浮かぶ島国のアイスランドがどんな国なのか簡単にまとめてみたいと思います!
約40か国、海外旅行に行った国の中でも何回も行きたくなってしまう国の1つがアイスランドです。
自然が豊かで歴史もあって独自の文化を持ちつつも、色々なことに挑戦しているこのアイスランドの魅力も伝われば良いなと思います。
随時書き足していきますので、少しでも参考にしてください!
アイスランドの基本情報
アイスランドの場所や人口など
北極圏に程近い北緯63〜66度に位置しています。
夏には白夜、冬には極夜に訪れ、夏の日照時間は21時間、冬は3時間と極端です。
僕が行った5月では、23時頃まで明るく朝の4時には既に明るかったので、なかなか寝るに寝れませんでした笑
面積は約10万㎢あり、北海道と四国を合わせたくらいの広さがあります。
もし観光しながら一周するのであれば10日は見ておいた方が良いです!
人口は35.7万人で、増加傾向が進んでいます!
北海道と四国を合わせた国土でこの人口なので、日本と比べると人口密度はとても低いです。
アイスランドの言語や貨幣
言語
言語はアイスランド語です。
国民の93%が話すアイスランド後は9世紀頃から文法や発音が変わっていない珍しい言葉のようです。
それにしても残りの7%はなぜアイスランド語を話せないんだろうか。
下にも書いているのですが、学校で英語もデンマーク語も学ぶので基本的にはトリリンガルです。
ガンガン英語で話しかけていきましょう!!
貨幣
クローナというアイスランド独自の通貨が使われています。
為替も1クローナ≒1円なので計算もしやすいです!
僕もアイスランドには2回行ったことがありますが、現金が必要なお店はなく全てクレジットで旅行出来てしまいます!
アイスランドの食
アイスランドの大地には溶岩が広がっているので植物には厳しい環境。
大地には恵まれなかった分、豊富な魚と放牧されている羊が主食だ。
アイスランドの島内には人間の約2.5倍の羊がいる。
野菜や穀物の大半は国外から輸入しているが、ビニールハウスで栽培されている野菜の生産量は年々増え続けている。
保存食である発酵食品も色々とあるので、ぜひ食してみてください!
アイスランドのざっくりとした歴史
9〜10世紀に北欧付近の北海でヴァイキングがのさばっていました。
ヴァイキングの強奪などから逃れる為にアイスランドに移住するものが増えたようです。
ヴァイキングの略奪行為を治める為にノルウェーから改宗の推し進めがあったこともありあっさりとキリスト教に改宗。
内戦中だったアイスランドはあっさりとノルウェーに征服されてしまう。
その後、14世紀デンマークの支配下にもおかれた。
最終的には1940年にデンマークがドイツ軍に占領されたのを機に、1944年にアイスランドは独立した。
アイスランドのここがすごい
アイスランドは国家破綻しかけたことがある
実はアイスランド、アメリカの「サブプライムローン」がきっかけとなった2008年の金融・経済危機で国内の金融バブルが崩壊し国家破綻仕掛けた歴史があります。
高金利で人気のあった金融業に傾倒していたのですが、大手銀行はサブプライムローンを中心とした商品化証券に投資をしていました。
その為、リーマンショックの影響をまともに受けて、不良債権が膨大化しました。
銀行幹部は退避され、銀行は国営化されたのです。
その辛い歴史から、国民は経済や政府に関しての意識・興味が強く、政府には透明性を求めています。
僕も含めてですが、日本人はもっと政治や経済に興味を持つべきでしょう。
EUにも参加していないしユーロも使っていない
金融・経済危機のあとはEUへの参加も検討していましたが、2015年に政府はEUへの加盟交渉を打ち切ったと発表しました。
その理由の1つに、アイスランドの主要産業である漁業を守りたいという気持ちが強かったということがあります。
その後、EFTA(欧州自由貿易連合)に加盟したので、EU非加盟でありながら人・物・金融・サービスなどの移動が自由となる仕組みを段階的に手に入れていきました。
電気自給率100%
湖や氷河を持つアイスランドは水源が豊富なのを活かした水力発電と火山からもたらされる地熱発電で、国内の電気をまかなっています。
地熱で温められた温水は、85%程度の家庭に供給されており湯を沸かすという過程が必要ないのです。
地熱は他にも野菜に栽培や温水プールにも活用されています。
人気な観光地のブルーラグーンも地熱が利用されています。
と言っても、交通や漁業には化石燃料が使用されています。
面積の11%を占める氷河が年々減少していることから国民の環境への関心も高く、時世代エネルギーの水素に注力しています。
日本でも水素バスが走っていますが、これからどんどん水素化世界は加速していきそうですね!
高校を卒業するのは23歳
アイスランドの教育は日本よりも圧倒的に長く下記の通りとなっています。
◯初等教育:6歳から10年間
◯中等教育:16歳から4年間
◯高等教育:20歳から3〜6年間
初等教育の6学年からはデンマーク語、7学年からは英語を学ぶ。
学力で進学する学校が決まるので、受験自体がないんです。
裏口入学とかなさそうなので、そこも制度にクリーンさを求める国民色が伺えます。
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