今回は「NEVER DIE IRO400」を作例も交えながらご紹介したいと思います!
NEVER DIE IRO 400とは
NEVER DIE IRO400は、オーストラリアの「Film Never Die」というフィルムラボが販売しているカラーネガの加工フィルムです。
「加工フィルム」と呼ばれているだけあって、他のフィルムの色味を変更して加工されている様です。
色々と諸説はある様ですが、富士フィルムの「写ルンです」を加工しているという説が濃厚な様です。
撮影できる枚数は一般的な36枚より少なく27枚です。
『IRO(色)』という名前に加えて、フィルムや箱のデザインが『富士山』なので、かなり日本を意識している!
僕はまんまとデザインに惹かれ購入してしまいました笑
オーストラリアは『日本好き』
それで満足ですよね!
ちなみに、『FILM NEVER DIE 』は他にも『NEVER DIE IRO 200』や『NEVER DIE KIRO400』というフィルムも販売しています。
※クリックで作例の記事にジャンプします。
『NEVER DIE IRO 200』のパッケージは『歌舞伎』のデザインなんです!
パトローネ(フィルム)に小さな穴があいていて、同封されているキーホルダーストラップを結ぶこともできるので、富士山と歌舞伎を揃えてキーホルダーにしてみるのもいいかもしれません!
現像について
NEVER DIE IRO400のパトローネには現像方法が記載されていません。
パッケージには「C41」、「CN16」と書かれているので、写真屋さんで現像してくれると思いますが、場所によっては断られてしまうかもしれませんね。
親切心でパッケージを持っていくのがいいかもしれません。
わたしは、Prinet1さんに郵送で現像をお願いしているのですが、いつも問題なく現像してくださっています。
感度設定
NEVER DIE IRO400には、DXコードという印がパトローネにありません。
DXコードとは銀色と黒色のストライプの模様なのですが、その模様がついていると対応しているカメラでは、カメラに入れたフィルムの感度がいくつかなのかを読み取ってくれます。
わたしが持ってる『Minolta TC-1』というコンパクトカメラもDXコードを読み取ってくれるカメラなのですが、DXコードがないと「ISO 100」と自動的になってしまうので、忘れずに「ISO 400」と設定してあげる必要があるので、お忘れなきよう!
NEVER DIE IRO 400の作例
カメラ:NIKON F2
レンズ:NIKKOR 50mm F1.4
で2018年に宮崎で撮影した作例です。
旅行ルート:伊丹空港 → 宮崎空港 → 都井岬
空港で1枚は待合室から撮ってしまうのは僕だけでしょうか?笑
国内線ってささっと乗れて離陸するので、本当に楽ですよね!!
少しの時間だけど空の旅!!
油津って宮崎市よりも南にある港町なんですけど、観光地化されていて商店街の中にはおしゃれなお店が結構あるんです!
そんな中、練り歩いて美味しそうな海鮮料理やさんに行き着いたんですが、名前を忘れてしまった・・・・。
普段は入れないらしい都井岬の灯台の中に入ることが出来て大満足でした!
クルクルと回っているから真正面でちゃんと撮れているかは少し心配だったけど、完璧!
実をすごい付けていたから、出来るだけ寄って撮ってみました!
この時は野生馬をなかなか見つけることが出来なくて仕方なく撮っていた笑
丘の上から突如駆け下りてくるから注意してください!
ガチで轢かれそうにそうになりますから笑
宮崎って本当にいい波がくるビーチが多いみたいで、空港の預け荷物でゴルフバッグと同じくらいサーフィンボードを見かけました!
ここは恋ヶ浦ビーチ
幸島という島に渡船で渡りました。
島に暮らす野生の日本猿たちを身近でみることが出来ました。
京都大学も幸島の猿たちを研究しているらしいですよ!
幸島を去る頃には、日が暮れはじめていて、ISOが400のNEVER DIE IRO400はもう限界・・・・
終わりに
NEVER DIE IRO400を宮崎旅行を通して作例を載せてみました。
いかがでしたでしょうか。
『写ルンです』の雰囲気に似ていると思いませんか?
ただ、デジタルの撮影モードでいうと「ビビッド」を選んだかのような色濃さも見ることが出来たんじゃないでしょうか?
わたし個人の感想としては、撮影した環境によって色々な顔をのぞかせてくれるフィルムな気がします。
トイカメラ風な写りにも感じますが、他のフィルムとは一味違うのでまた使ってみたいなと思います!
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フィルムはたくさん撮っているので、順番に作例記事などをあげていきますので、たまにのぞいてみてください!