今回は夢の島熱帯植物館の作例とともに富士フィルムのVelvia50を紹介したいと思います!
いつもはサラッと癖ない文章で書き始めてるんですが、人生初めてのポジフィルムの現像なのでいつもよりテンションかなり高めです!
お付き合いください!!
同時に現像上がってきた他の2本も記事書いていくので是非読んで下さると嬉しいです!
ネガフィルム?ポジフィルム?って何?
Velvia50はリバーサルフィルム、別の名をポジフィルムであることは、この記事を見てくださっている大半の方がご存知だと思いますが、僕自身がポジフィルム初心者なんでそもそもポジフィルムがどんなものなのか書いときたいと思います。
フィルムは大きく分類すると
- ネガフィルム
- ポジフィルム
の2つに分かれています。
「ネガとポジってどういう意味??」という疑問の答えは、negative(ネガティブ)とpositive(ポジティブ)の英語の略になります。日本語にするとネガフィルムは陰画、ポジフィルムは陽画となります。
通常のネガフィルムだと現像されてきたものを見てもネガのコマを見ても何が写ってるのかは分かるけど、色が乗ってませんよね。故に陰画と言われてきたんですね。
ネガフィルムもスキャンしたら楽しめるんだから、「ネガティブってマイナスなイメージだけじゃない言葉かな?」なんて少し哲学じみたことを書いてて考えてしまいました笑
そして、ポジフィルムですが、陽画と言われるだけあって、フィルム自体に色が乗っているのでスキャンしないでも楽しめてしまうのが特徴です(ここが沼の入り口な様です)。
シャッターを押すだけで映像が出来上がるということにデジタルを使ってると慣れてしまってますけど、改めてポジフィルムを使っての写真を見ると神秘性を感じました。蝶の幼虫がサナギになることを初めて知った時の感覚に似てる気がする(思考が偏っててすいません笑)
ポジフィルムで撮影するにあたって
わたしのフィルム歴は7年くらいになるんですが、やつっとポジフィルムに手を出しました。
ポジフィルムの美しさの噂はかねがね聞いてたし、Twitterでオススメされたこともあってずっと気になってたんですけど、どうも腰が重くてこのタイミングになってしまいました。。。
なかなか手を出せなかったワケはこんな感じです。
そもそも値段が高い
最近はフィルムの値段がバカバカ上がり続けてしまってるんで感覚が麻痺してますが、値上げ前の段階からネガフィルムより結構高かったんですよね。
普段デジタルを使ってるとフィルムはワンショット毎にお金が掛かるのをヒシヒシと感じるので、ワンランク上のポジフィルムへの着手には億劫だったんですよね(最近はフィルムに関する金銭感覚だけが麻痺してますが笑)
あと、フィルム本体だけじゃなくて現像費もネガより高いのもお財布には痛いところ。
ただ、お金に換えれない感動がアナタを待ってます笑
露出の難しさ
露出のコントロールこそポジフィルムを使っての撮影の醍醐味の様です。
ネガフィルムよりもラティチュードが狭いので、露出がかなりシビアなので適正な露出にしないと美しい画を撮れないんですよね。
デジタル使ってても露出との向き合いは難しいのに。。。
と書いてますが、僕は絞り優先AE(自動露出制御)を搭載したカメラをメインに使っていて今回もMinolta X700というカメラで撮影したので、全てカメラ任せです。
普段の仕事や生活では色々と気張ることが多いんですから、手を抜くとこは抜きましょ。
Velvia50ってどんなフィルム?
サクッとフィルムの紹介書いときます。
百聞は一見にしかず!!
作例にパワーを注ぎたいと思います!
- ISO50と低感度なポジフィルム
- 晴れじゃなければVelvia100でもいいかも
- PROVIAよりも風景の撮影向き
使ったカメラとレンズ
カメラ:MINOLTA X-700
絞り優先で撮れるのでマウントアダプターを噛ませて色々なマウントのレンズで撮影しています。外装はプラスチックで若干安っぽく見えますが、機能性としては十分です!
(僕は父親から譲り受けたカメラなので、愛着持って使ってます)
レンズ:INDUSTAR
Velvia50の作例
初めてのポジフィルムの現像は『なら写真くらぶ』さんにお願いしてみました。
Velvia50のレビュー
現像されたものを見て思ったのは、『今直ぐにもう1ロール撮りたい!』ということ(頭にはお金がかかることがチラつく)
人生で「初めて」ということが、歳をとる毎に少なくなるけど、その中でもポジフィルムとの出会いはここ最近の生活で久々のワクワク感を与えてくれました!!
スキャンされた画像だけじゃなくてフィルム自体を光に透かして見たくなる衝動に時々襲われる感覚も堪りません。
そして、ポジフィルムに魅了されるポイントとして、長所であり短所である「露出のシビアさ」だと思います。
辛いけど美味しさに釣られて食べてしまう蒙古タンメンみたいな感じかな?(違うか)
作例でも分かると思うんですが、光が当たってない箇所は普通のネガフィルムと比べると黒潰れしやすい性質がありますよね。。。
逆に黒潰れを活かして、撮りたいところだけ目立たせて撮るには凄くいいフィルムかもしれませんね!
普通に綺麗な写真を撮りたい場合は、順光で被写体を捉えた方が絶対にいいですね笑
その点はもう何本か撮影していって自分に合ったポジフィルムの扱い方を見つけていこうと。
さーて、いつでもポジフィルムを見れるように飾る方法を考えよーっと。良い飾り方あれば是非教えてください!!
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フィルムはたくさん撮っているので、順番に作例記事などをあげていきますので、たまにのぞいてみてください!